教育費はどれくらいかかるのか?
こんにちは。今日から教育資金編です。
少子化が叫ばれて久しいですが、子供にかかるお金が気になって、
子供を持つことを躊躇される方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私も息子が二人おり、子供は本当にかけがえのない大切なものだと感じています。
このブログで、皆さんの不安を少しでも軽減できればと思っています。
さて、子供の教育費はどれくらいのお金がかかるのでしょう?
ざっくりとした内訳は以下の通りです。
公立 私立 | |
幼稚園₍3年間₎ | 約 65万円 約158万円 |
小学校 | 約193万円 約959万円 |
中学校 | 約146万円 約422万円 |
高校 | 約137万円 約290万円 |
大学 | 約243万円 約462万円 |
<参考>大学院 (修士2年) | 約135万円 約189万円 |
上記には未反映
*「くらしとお金のワークブック」日本FP協会発行2019年改訂版より抜粋
大学の費用はどれくらいかかるの?
幼稚園も無償化(上限2.57万円)になり、高校も世帯年収によっては無償もしくは支給補助が受けられます。習い事や塾次第ですが、高校までは何とか普段の収入で乗り切りたいところです。
したがって、鍵は大学の費用になると思います。
もちろん、大学に行くことは絶対ではなく、行ったからといって偉いわけではありません。しかし、子供が、将来もし大学に行って学びたいという意志があったとき、親としては何とかして行かしてあげたいですよね。
文科省が公表した学校基本調査によると、2021年の大学進学率は54.9%で、半分以上の人が大学に行く時代になりました。そこで、大学進学を前提にその費用をどうやって捻出するか考えていきましょう。
それでは、もっと具体的に大学の費用を見てみましょう。
4年間に係る学費
国立大学 | 私立大学 | ||||
文系 | 理系 | 医歯系 | その他 | 短大 | |
243万円 | 407万円 | 551万円 | 1618万円 | 507万円 | 201万円 |
国立大学は文科省令による標準額
令和2年度私立大学に係る初年度納付金(文科省)より参照
初年度納付金+(初年度納付金-入学金)×3年として計算
国立大学は確かに安いですが、それでも243万円かかります。私立大学になると、理系の場合、551万円まで費用が跳ね上がります。ちなみに上記の費用には生活費は含まれていません。令和2年度学生生活調査(日本学生支援機構)によると、自宅から通う学生の場合、年間35~40万円、自宅外から通う学生の場合、年間100~120万円の生活費がかかるようです。医歯系の理系は費用が高額で、多くの人にとって手が届かないのが現状です。次回からは、医歯系を除き、一番費用がかかる私立理系をベースにシミュレーションを行っていきたいと思います。ご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。